社会人の勉強方法(怠け者)【時間・場所・習慣】

社会人の勉強方法

まず、社会人として働きながら勉強をしようとされている皆さんは素晴らしいです。本記事では、仕事しながら働く皆さんを応援するため、社会人の勉強方法を紹介しています。私の経験を頼りに執筆したため、内容は十分ではないかもしれませんが、皆さんの学びの一助になれば幸いです。

はじめに簡単な自己紹介

私は、生物系で大学院を修了し、そのままメーカーへ就職しました。頭の良さは平均並みかそれ以下でしょう。面倒くさがりです。
中学時代に英語のテストで18点を取ったことがあります(平均点は60点くらい)。高校・大学時代は出席日数が足りなくなるぎりぎりまでさぼっていました(人に迷惑をかけるようなことはしていません)。運動は得意ですが、社会人になってしまえば何の役にも立ちません。

入社後6年目のときに、働きながら経営を学ぼうと社会人大学院に2年間通いました。それまで経営や経済の勉強をしたことはありませんでした。経営学を学ぼうと思った理由は特にありません。
今まで勉強した経験がなく、かつ周りに詳しい人がいない分野であれば何でもよかったのです。同僚や知人に経営に詳しい人がいたら、おそらく経営の大学院には入学していなかったでしょう。その理由は、せめて自分の周りの範囲では1番手でありたかったからです。

今回、その社会人大学院に通った2年間でわかったオススメの勉強方法を紹介します。しかし、その前に社会人の勉強・学習に関する2つの事実を述べます。

事実1:社会人の平均勉強時間は6分

社会人の勉強時間は6分間

総務省統計局の「平成28年社会生活基本調査 生活行動に関する結果 結果の概要」によると、有業者(有職者)の1日の平均学習時間は6分間です。集計対象数は約33万人です。これには勉強時間が0分の(まったく勉強をしていない)方も含まれます。

残念ながら、このアンケート結果には偏差など勉強時間のばらつきを示す情報はありませんでしたが、ほとんどの方はまったく勉強していないのだろうと推測されます

この結果は私の感覚とも合致します。私の感覚では、中学生、高校生、大学生、社会人と人生が進むにつれ、ほとんどの方々が次第に勉強しなくなります。社会人ともなると、仕事や家庭で精一杯でなかなか勉強できません。

事実2:勉強する意志のある社会人は多い

以下の図は、エン・ジャパンのアンケート結果です。集計対象数は約1万2千人です。「これまでに仕事に関連した知識やスキルの学習に取り組んだことはありますか?」という質問に対し、70%の人が「ある」と回答しています。

社会人の平均勉強時間が6分間の割には、学習に取り組んだことのある人の割合は高いです。質問で「仕事に関連した…」と仕事関係の学習に限定しているので、仕事に関連しない勉強を含めると、「勉強に取り組んだことがある」の割合は70%よりも高くなると思います

事実からわかること:継続しない

・社会人の勉強時間は6分間
・社会人の少なくとも70%は勉強に取り組んだことがある

上記2点の事実を現実的に解釈すると、「社会人は勉強する意志はあるが続かない」と言えます。

確かに、一旦どこかの会社に入社してしまえば、一部の職業を除き、それほど勉強しなくとも何とかなります。日本の企業であればそうそうクビになることもありません。勉強した方がいいだろうなあと思いながらも、そのまま勉強することなく会社の中で生きることができます。

しかし、逆に周りの人たちが勉強しないからこそ、少し勉強すれば頭一つ抜けることができます。これはチャンスです。ほとんどの人が忙しい、時間がないなどと言い訳を作り、勉強しない自分を正当化し、楽な方へ流れます。

皆さんはどのような理由であれ、勉強をしようという意思をお持ちです。それは出世のためかもしれません。独立のためかもしれません。上司に言われたからかもしれません。誰かを見返すためかもしれません。
きっかけはなんであれ、勉強内容はなんであれ、勉強することで皆さんの人生は豊かになる可能性があります。

以下で社会人が継続的に勉強をする方法を紹介します。

結論:オススメの社会人勉強方法は動画

社会人勉強方法

早速結論です。
忙しい社会人が継続的に勉強するには、「動画」を利用することをオススメします。ここで言う動画とは、YouTubeなど無料動画や企業が提供している動画サービスを指します。

ここまでこの記事を読んで、「明日から早起きして参考書を読もう」や「寝る前の1時間は机に向かう習慣を身に付けよう」と思われた方、その決意は素晴らしいですが、おそらく無理です。あるいは、明日はできたとしても一週間も継続しないでしょう。

それはあなたが悪いわけではありません。怠け者の私は、そもそも社会人が毎日しっかり時間を確保して勉強できるなんて、自分を律する精神力のある一握りの人にしかできないと思っています。それができる方々は超人です。別の生物です。放っておきましょう。

残念ながら、我々のような怠け者は超人たちとは別の方法で勉強しなければなりません。怠け者であることを受け入れた上で、怠け者でもできる勉強法のひとつが動画の利用です。

理由:なぜ動画がオススメなのか

以下でなぜ動画での勉強をオススメするのかを説明します。

社会人は勉強する時間がない:隙間時間しかない

社会人忙しい

ほとんどの社会人・大人は時間に余裕がありません。一般的なサラリーマンだと少なくとも朝9時から18時くらいまでは仕事をしています。通勤にかかる片道時間を1時間と仮定すると、おおよそ以下のような毎日ではないでしょうか。

7時 起床&出勤準備
8時 家を出る
9-18時 仕事
19時 帰宅
19-20時 食事
20-21時 お風呂など
21-23時 休憩・自分の時間
23時 寝る準備&就寝

そうなると、確保できるまとまった時間は”21-23時 休憩・自分の時間”くらいしかありません。そのうえ、上記の例は19時に帰宅していますが、実際19時に家にいられる人はそう多くないでしょう。帰宅できたとしても、家族や小さな子供がいる家では簡単に自分の時間を確保できません。

そこでターゲットにするのが移動時間お風呂の時間です。

移動時間

通勤手段は電車や車など様々ですが、電車の人はスマホやタブレットで動画を使って勉強するチャンスです。私は電車通勤で、動画と本での勉強を試し、動画の方が苦にならず継続できています。

本は人が乗り降りする度に集中力が途切れてしまっていました。動画はイヤホンをして視聴するので集中しやすいのかもしれません。

オーディオブックもありますが、勉強系のオーディオが少なく、読み物系のオーディオが多いです。直接的な勉強にはあまり向いていないと思いました。

お風呂の時間

私は湯舟に浸かっている間、防水タブレットで勉強動画を視聴しています。

元々、毎日湯舟に浸かるタイプではなかったのですが、お風呂で勉強動画を視ると決めてからはほぼ毎日湯舟に入っています。シャワーだけより体にもいいと思いますので、一石二鳥です。

湯舟に浸かっている間は他にすることがないため、結構集中できます。

社会人は勉強する場所がない:電車が継続しやすい

社会人 勉強場所

私は家、会社、大学院の自習室、企業の有料自習室、カフェ、ファミレス、通勤電車といろいろ勉強場所を試しました。結果、習慣化できたのは通勤電車でのスマホによる動画だけでした。

自宅

誘惑が多く、やる気のあるときしかできませんでした。
家族がいる場合、家族から勉強している自分を見せられ、家族内評価が上がるかもしれませんが、その一方で、勉強している時間は家事や子供の相手を夫/妻に任せることになるので、自分だけ好きな勉強してずるいと愚痴を言われるかもしれません。

会社&企業の有料自習室

仕事終わりに会社や有料自習室での勉強は疲れて無理でした。早く帰って晩ご飯を食べたくなります。また、仕事が終われば早く帰れという職場の雰囲気でした。
最近は社会人向けの有料自習室やコワーキングスペースが増えています。初回無料などの自習室もありますので、会社や駅の近くにあれば一度試してみてはいかがでしょうか。

大学院の自習室

大学院のキャンパスまで行くのが労力でそれほど使いませんでした。しかし、自分以外に勉強している人がいるのは刺激になりました。大学院を修了後は使用できなくなりました。

カフェ・ファミレス

カフェもファミレスもあちこちにあり、比較的集中して勉強できますが、私は小心者なので他のお客さんが増えてくると長居するのが申し訳なくなります。また、騒がしいときや酔っぱらいがいるときもありますので、静かな場所がよい方はお勧めできません。いい席が空いているかも重要です。

視覚と聴覚を使える

動画は視覚と聴覚の両方を使うため、一方向の講義や本を読むよりも記憶に残りやすいと言われています。下図のラーニングピラミッドによれば、学習時における記憶の定着率は、講義形式が5%、本を読んだ場合が10%、動画を視聴した場合は20%とされています。

社会人のための動画勉強サービス【YouTube, グロービス学び放題, Udemy】

以下は社会人が勉強に使える動画サービスです。

YouTube

ジャンル:様々

良い点:
・無料
・様々なジャンルの動画

悪い点:
・初心者向けの内容が多い
・プロの講師が話しているわけではないため、内容のレベルがまちまち
・カリキュラムがないので体系的に学びにくい

グロービス学び放題【10日間無料】

ジャンル:経営学、経済学などビジネスパーソン向け

良い点:
・カリキュラムがあるため、網羅的かつ体系的に学べる
・どの動画を視聴したか記録が自動で残る
・理解度テストあり
・倍速再生可能

悪い点:
・有料(年間登録の場合は税込み月額1,634円)
・他のジャンルの動画はない

グロービス学び放題のことをもっと知りたい方はこちらの記事に詳しく書いています。

グロービス学び放題の登録はこちら(10日間無料)

グロービス学び放題の登録方法はこちら(画像入り)

Udemy(ユーデミー)

ジャンル:IT、経営、趣味、フィットネスなど多様

良い点:
・ジャンルが多様
・動画ごとに購入できる
・冒頭は無料で再生可能
・倍速再生可能

悪い点:
・有料で価格が高い(価格は動画による)。

Udemyの登録はこちら

継続して勉強し続ける他の方法・コツ

ここでは動画に限らず勉強を継続するためのコツを紹介します。

勉強記録を残す

ブログでも日記でも勉強記録アプリでもいいので、何かしら勉強記録を残してください。勉強記録とは、いつ、何を、どれだけ学習したかのメモです。しっかり書こうとすると面倒になって続かないので、3行程度でいいです。

記録を残して見返すことで、これだけ勉強してきたと実感でき、やる気が出ます。私は社会人大学院時代の2年間において、講義、自習、課題などすべての記録を残しました。これはとても効果があったと思います。少しずつでも知識を積み上げている感覚があり、やってる感が出ます。

記録にはスマホアプリのStudyPlus(スタディプラス)を使っています。無料です。毎日の勉強時間や勉強内容を自動でグラフ化してくれるので助かります。また、他の登録者の勉強状況も見ることができるので、いい刺激になります。

きりのいいところでやめない&本を本棚にしまわない

勉強していると、きりのいいところまで進んだら、続きは明日にしようと思いがちです。きりのいいところとは、本の場合は章の終わり、動画の場合は動画の終わりまでです。

きりのいいところで終えるのはやめましょう。
できるだけ中途半端な内容やページのところでやめましょう。なぜなら、中途半端なところで中断した方が、続きが気になってもやもやした状態になるため、次回に勉強を再開しやすいからです。きりのいいところで勉強を終えたくなっても、次の章や動画の出だしだけ読んで/視聴してから終えましょう。

また、本の場合は本棚にしまわないでください。できれば、読みかけのページを開けたまま机に置いておきましょう。途中感が出るのと、次の内容が視界に入るため、勉強を再開しやすくなります。

まずは行動あるのみです。以上です。

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